肺炎で入院していました

今年は義足ウォーカーの更新頻度をあげていくぞっ!と意気込んでいたのですが、1ヶ月以上もブログの更新が滞っておりました。なぜかと言うと、肺炎で入院していました(汗)。

去年は粉瘤などで病院に行く機会が何度かあったけど、入院するほどではなかった。でも今回の肺炎は本当にしんどかった・・・。僕が罹ったのは「細菌性肺炎」という病気で、肺炎の種類のなかでは比較的メジャーなようです。体調を崩してから1ヶ月が経ち、ようやくブログを更新できるまでに回復しました。今回の体験談を詳しく記事にしてみようかなぁと思ったけど、やっぱり面倒臭いので概要程度に留めておきます。


遡ること約1ヶ月前の2月2日。
喉に違和感を覚え、風邪のような症状が出始めました。それから近所の診療所に受診しましたが、容体は悪化していきました。そして、2月7日には高熱と咳が酷くなり、声もかすれてしまい、夜はほとんど眠れない状況に陥ります。その頃には咳と共に黄色い痰が大量に出ていました。これはただの風邪ではないと思い、2月9日の午前中に呼吸器科のクリニックに行き診察を受けると、医師からは「すぐに紹介状を書くから救急外来に行きなさい」と言われました。咳が止まらないし痰は出るけど、その日は帰れると思っていたのですが、救急という言葉を聞いたら「あ、もしかしたらやばいかも」と思いました。それからすぐに中核病院の救急外来を受診しました。

そこですぐに精密検査を受けたところ、結果は細菌性肺炎と上咽頭炎でした。

胸部CT検査の画像診断。右肺の赤い丸で囲った部分が炎症を起こしている箇所。

肺の炎症箇所は左右に複数見られ、上咽頭炎の方もカメラで見ましたが酷いものでした。
そして入院が決まり、すぐに抗菌剤の点滴などで治療開始!

この時も39度近い熱と止まらない咳で体調は最悪でしたが、幸い食欲はあってお腹が空いていました。
点滴が終わって集中治療室から一般病棟に移ったのが16時頃。僕が入院した病室は4人部屋です。

しばらく寝ているともう18時。待ちに待った夕食タイム!!その日は昼食が摂れなかったので嬉しかったなぁ。
病院食なんて何年振りだろうかと思いながら、廊下を進んでくる配膳カートを待ちます。
カートが病室の前で止まったので、てっきり自分で食事を取りに行くかと思いきや、なんと病室の各患者のベッドまで看護師さんが配膳してくれるのです。なんか申し訳ない気持ちになりました。

今まで食べたことがある病院食の中で一番○○かった・・・

初日の夕食がこれです。
すっごく美味しそうに見えたので、「いただきまーす!」って言ってさっそくいただきました。

まず一口食べてみると・・・・

ん?

ん?・・・なんだなんだ??

他のおかずも食べてみます。

・・・・・・ん、そっかそっか。

そうかぁ~、なるほど。

お腹が空いていたこともあり、残さず全部いただきました!


入院初日は激しい咳で一睡もできず・・・
夜通しずーっと咳をしているので、翌朝に向かいのベッドの患者さんから心配されるほど(汗)。

よく病院食を頻繁にアップしている人のSNSやブログなどを見ますが、その気持ちが何となく分かりました。
入院中の楽しみって、食事内容とそれを写真に撮るくらいしかないんですよね。

ということで、翌朝2月10日の朝食がこちら↓

“THE・病院食”って感じです。栄養バランスは取れているはずなので、何も問題ないと思います。
毎食後は処方された薬を飲み、それからはずっとベッドの上で過ごします。

薬はこれらの他に解熱鎮痛剤が処方されました。

とにかく安静にしていないといけないらしく、つまり寝ているしかないのです。
辛かったけど意外と早く時間が過ぎていきました。入院は1週間の予定でしたが、初日と翌日の夜がヤマでした。夜中に呼吸困難を起こして処置を受けた時が特にきつかったです。でも入院して良かったと思いました。もし帰っていたらと想像すると怖いです。
治療開始から数日後にはだんだん回復していくのを実感しました。それと、背中を起こせるベッドはとてもありがたかった。咳が酷いと横になっていられず、背中を起こすととても楽になります。睡眠不足ということもあり、その姿勢のまま寝落ちして、咳でまた目が覚めるという繰り返しでした。

とにかく毎日安静の日々。寝ているだけで時間はたくさんあったので今回は写真多目です(笑)。

そんなこんなで約1週間で当初の予定通り退院となったわけです。でも話はまだ終わりません。

自宅に帰ってきても胸の痛みが引かず、診療所でCT検査を受けたところ肋骨骨折が判明。
咳のしすぎで肋骨が3本折れていました。

まだ治らないので胸にバンドを巻いています。

今日久しぶりに義足を履いてみたら、胸は痛かったけど意外と歩けたので安心しました。
今回の件で体力がずいぶん落ちてしまったので、骨折が治ったら少しずつ以前の状態に戻していきたいです。

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