義足と発汗について

僕が義足歩行をする上での悩みはいくつかありますが、その中でも特に悩ましいのが発汗の問題です。

リハビリをしていた頃は、全身から滝のように汗をかいて歩行訓練をしていました。
午前と午後でTシャツを着替える毎日。それでもなるべく快適に過ごしたかったので、そのうち通気性の良い生地などに拘るようになりましたが、発汗は抑えられませんでした。

義足ユーザーにとって、汗の問題は解決できないものだと僕は思います。
それでも、ある程度は慣れによって発汗量は減ってくると実感しています。

汗をかく原因はいくつかあると思います。
たとえば・・・

1.「義足不適合」
義足が適合していないと疼痛・恐怖心・不快感などが生じ、義足のせいで余計なエネルギーを消費して発汗する。
2.「恐怖心」
慣れない義足で歩くことに対して、体が緊張し発汗につながる。
3.「代謝」
全身を使って歩くので、運動量にともない発汗する。
4.「体面積」
足がない分、残っている体の部分で体温を下げようとするため発汗しやすい。

1は義足に問題があるので義足が適合すれば解決します。2と3については、義足歩行を積み重ねることで体が鍛えられるのと、義足に慣れることで軽減していきました。でも4については解決のしようがありません。両足がない分の汗腺もないからか、足があった頃と比べて明らかに発汗しやすい体質になりました。

結局、この汗の問題は一生向き合っていかないといけないので、「汗はかくものだ」と受け入れています。ガッツリ義足で歩く日は、スポーツウェアなどの軽装で、脱水にだけは気をつけて歩いています。

汗の問題以外にも、夏は暑くて痩せるので断端も細くなり義足が合わなくなります。
これから夏にかけては義足ユーザーにとって過酷なシーズンの到来です^^;

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