切断者を見る目

あなたは切断者ですか?切断者でなければ、身近に切断者の方はいますか?
なぜこんな質問をするかというと、障害者(ここでは切断者)に対してどれだけ“免疫”があるかが、ある程度分かるからです。

では質問します。目の前に車椅子に乗っている切断者がいます。
義足は履いておらず、両足がありません。この状況で、あなたは、周りの方々はどんな反応をしますか?

切断者を見る目もとい接し方は、大きく4つのタイプに分類できると考えます。

1つめは「切断者が怖い、あまり関わりたくない、未知との遭遇」タイプ。
例えば、街中で切断者とすれ違い、「あの人足がない!」という子供に対して、「見ちゃダメ!」と諭すようなひと。
例えば、切断者を見るだけで具合が悪くなってしまうひと。
例えば、ショッキングな表情をして固まるひとなど。
こういった人たちは、周りに切断者がおらず関わるきっかけも免疫もないため、切断者を見ると露骨に態度にでてしまいます。びっくりしたり、遠巻きでジッと見つめたり、たじろいだりします。

2つめは、過剰に寄り添い同情するタイプ。
周りに切断者がいる、もしくはいなくても医療関係者や、もともと慈悲深いひとで「足がないなんて可哀想。大変だったね。つらいね。応援しているよ。」と過剰に反応を示すタイプです。

3つめは、変態。
切断者に対し、性的対象の歪曲の眼を向ける。要は切断フェチです。この手のタイプは、公の場では擬態しているので知る由もないですが、SNSの世界では積極的に姿を現します。

最後4つめは、ふつうの対応をするタイプです。
本人が切断者であったり、普段から切断者を見ていたり、医療関係者であったりして
とくに態度をかえずに接するひとです。ちゃんと目をみて話す。自然に、対等に話しをする。バリアフリーなひとです。

あなたはどのタイプに当てはまりましたか?
一般人は1か2のタイプが非常に多いです。そして、4つめのタイプは極々わずかで、全体の1%に満たないのが肌感覚です。このサイトを通じて、切断者に対して“免疫”をつけていただきたいと思っています。たくさんの方々の、切断者を見る目が変わってほしいからです。
そして、切断者に対する心理的なバリアー(障害)をなくしていけたら、と願っています。

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